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11.72016
薩摩切子 黒ぢょか 製作風景
薩摩切子 黒ぢょかの製作風景を一部ご紹介致します。
(お客様よりご注文いただいた特注品です。)
型を使わず平たい丸型に成形していき、本体の形を作ります。
本体の一ヶ所にガラスを溶着させ、息を吹き込みながらゆっくり引っ張り注ぎ口を製作します。
息の合った見事な職人技です!
刃が見えづらい黒色で特殊な形の生地に、細かなカットを入れていくのは熟練した職人技です。
細かなカット文様を1つ1つ丁寧に磨いていき、薩摩切子の美しい輝きを出します。
本体とぴったり合うよう、温度変化によるガラスの収縮を計算して、サイズを測りながら丁寧に成形し蓋を製作していきます。
中心の取れた蓋にするため、ガラスの溶着や成形など、熟練した技が必要になります。